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僕と甘えんぼちゃんの秘め事 [半可通少女] | DLsite がるまに

    おすすめレビュー

    レビューを初めて書くので拙いかもしれません。
    漫画+小説で読み応えがあります。R18の本としても読めますが、個人的には心情に沿って話が進んでいくミステリー系の文庫本を読んだ気持ちになりました。
    二人の関係性は共依存進行中位の位置付けでしょうか。ハッピーエンドが明確ではない仄暗いおにロリがお好きな方はとてもお好きだと思います。私は好きです。
    この世界に二人にとってのハッピーエンドが存在するかはさておき、会長が幸せになるならそれでOKです! 会長は清輝君の結婚式やお葬式で泣いてくれそうな善性が好きですね…(清輝君が結婚するかは分かりませんが泣いてくれそうなイメージです)。
    小説を読んでから漫画を読み返すと「君のお母さんと僕は違う」という台詞が印象的でした。清輝君もある意味自分のことでいっぱいな、青年になりきれていない学生で男の子なのだなと分かって萌えます。
    柚鹿ちゃんは寂しい女の子には変わりないのですが、お母様とのやりとりのあの言葉が言えるのは聡明だなと感じました。そんな柚鹿ちゃんが「ちゅーはい」と言う様子が可愛いです。ちゅーは良いんだ…(ずっとちゅーしてほしい)(清輝君はしないかもですが…)。
    柚鹿ちゃんのキャラデザをTwiterで拝見した時、私服が元気めの女の子の服装で意外だなと思っていたら、小説を見て納得しました。これは作者様のお考えに範囲外で、設定的にはお洋服は叔母さんが買い与えたものかもしれませんが、心の底から大人しすぎない服装の柚鹿ちゃんが本来の性格を表しているようで好きです。
    いつか「その日」が来た時、清輝君は柚鹿ちゃんを一緒に連れていってくれるのでしょうか。それとも見届けさせるのでしょうか。どのような結末であれ、柚鹿ちゃんが一人ぼっちにならないといなと思います。
    そして、小説最後のその台詞をすぐに言わない所が悲しくて、柚鹿ちゃんなりの感情を感じました。 母の自殺で孤独になった少女と、一緒に住む事になった糸目の少年のインモラルな関係を描いたストーリー。
    どこか死の匂いを纏いつ心の内を相手に見せきらない、表情の読めない糸目少年の造形と、心の傷から依存するように惹かれていく少女。
    体格差を強調する少女然とした体型描写も素晴らしく、マンガを読んだ後ショートノベルで補完される構成も見事です。 この作品は、他の方も仰られている通りショートノベル込みで完成されています。必ず読んで欲しいです!
    絵柄も綺麗で、糸目の青年とロリの組み合わせが珍しいな…と物珍しさから購入させていただいたのですが、想像以上に本当に素晴らしかったです。南くんの生き方のうまさ、常に感じている死への関心、柚鹿ちゃんの気弱さと流されやすさを漫画を読んでいる時には感じており、漫画時点でも関係性が美しく、エロ漫画と言うには過ぎる心にくるものがあったのですが、ショートノベルを読んだ後は人間が本当にそこにいるように感じられました。
    特に柚鹿ちゃんは、かなり等身大の小6?っぽさがありますね。行きすぎた言葉を言ってしまった弊害を抱えながら生きていること、人よりませていること、生きづらさの中でそれでも生きるために清輝との関係性を構築せざるを得なかったこと、そして何より性行為が美しくなく楽しくもなく、演技も入れば痛みを伴うこと。新碁くん目線ですら化け物のように立ち回りが上手い清輝くんが柚鹿ちゃんの手にかれば、性欲に振り回される等身大以下の○供のように見えるマジック。でもこの年代の女の子って、思っている以上にかなり大人な女の子って、多いですよね。自分を古典の人物にさえ例える傲慢さを持つ清輝くんの鼻をいつか明かしてあげてほしいと思ってしまいました。
    こういう漫画やフィクションは、何かと「セックスは素晴らしく、楽しい」となりがちですし、実際それを楽しく見ていますが、リアリティがあるのもすごく楽しいです。柚鹿ちゃんには非常に共感してしまいました。
    続編を出されるご予定はないとのことですが、今後この2人と、ショートノベルに出てきた立川さんも含めて高校生組のみんなとがどう成長していき、どんな大人になるのか、妄想するのがとても楽しいです。素晴らしい作品をありがとうございました。 誰にも好かれるような言動や振る舞いと同時に、仄暗い雰囲気が感じられる主人公のキャラがとても刺さります。
    ぜひ先に本編を読んでからショートノベルを読んでほしい!
    甘えんぼちゃんのイメージがガラッと変わりました。
    イラストもストーリーも私はとても好きなものでした。
    この方のもう1つの作品も買ってみようと思います。 お互いの孤独を埋めあってる感じが強かったかな。
    そこに愛がある。のかは不明。
    小説は未読なので。
    漫画だけだとちょっと裏の背景がよくわからないので小説も読んだ方がいかもしれません。
    生徒会長との会話も何故この会話が出てきたのか?だったので。
    とりあえず柚鹿可愛い。
    清輝は胡散臭い笑
    結構重めな感じのストーリーが好きな人で小説も読む人にはおすめかな。 最初は糸目の男の子のビジュアルに惹かれて購入しました。
    ロリのお話は、罪深すぎてあまり好きではなかったのですが、全てを読むと、何とも言えない気持ちになりました。
    漫画だけではあまり意味が分からなかったのですが、小説を読むとガラッと印象が変わります。女の子視点で過去や彼についての気持ちが書かれていて、こんなに大人な女の子だったんだなと、複雑な気持ちに…。
    ただエロいことをするお話ではありませんでした。

    あらすじ

    親戚の少女「南柚鹿」の母親が自殺したことで
    主人公「南清輝」の家で少女を引き取ることになった。

    清輝は傷心している柚鹿へいたずらに甘言を囁き
    いたいけな心と身体を弄ぶ。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ある日父に紹介された親戚の少女、南柚鹿(みなみゆずか)。
    シングルマザーの家庭で育ったが、母親が自殺をしたということで
    うちで引き取ることになったらしい。
    主人公の南清輝(みなみきよてる)は、そんな傷心している柚鹿の心に付け入った。

    清輝はひとり喫煙していることも構わず柚鹿を部屋に招き入れる。
    生前、煙草を吸っていた母の姿を思い出し不安がる柚鹿を慰めるかのように口づけし
    身体を弄ぶ。

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