あらすじ
顔は良いけど性格と根性が悪い同性愛者の幼なじみバートラムと、
顔は良いけど性格と根性が悪いフランス貴族の男の娘のルシアン。
2人の美形に求婚される貧乏貴族令嬢イヴリンは、自他ともに認める?男嫌い。
好条件な政略結婚と素直になれない自分の本心との板挟み、
そして一癖もふた癖もある二人の求婚者に振り回されるイヴリンのいつも通りの日常は、ルシアンの何気ない一言で大きく揺らぐ。
第4話にしてようやくバートラムとルシアンが互いに「恋敵」として対面します。
イヴリンとバートラム、バ―トラムとルシアン、そしてイヴリンとルシアン…、
それぞれの関係が少しだけ変化します。
舞台は12世紀のイングランド。
エロチックな事はいけない時代で巻き起こる
こじれまくったラブコメをどうぞお楽しみください!
※寝取られ・3Pはありません
登場人物
イヴリン 本作主人公
幼い頃の失恋のせいで男嫌いでありながら、
失恋したバートラムへの思いを断ち切れずにいる。
利害の一致で二人の男に求婚されるも
一癖もふた癖もある求婚者二人に振り回される悲運の貴族令嬢。
バートラム イヴリンの求婚者 同性愛者
修道院に入れられる道から逃れるために、男嫌いのイヴリンに結婚を持ちかける。
多数の愛人をベッドに連れ込む自由恋愛主義者だったが…?
ルシアン
イヴリンの2人目の求婚者
女装した自分を愛するナルシスト
逆恨みでバートラムからイヴリンを奪おうと画策する貴族の美少年。
どんな女よりも女装した自分が美しいと信じていたが…
サンプル
おすすめのレビュー
1
エロさと、中世英国の時代背景もさながら、
今回の話ではそれにプラスして前半は二人のやり取りに笑わせていただいた。
ヒロインにとっては受難の始まりと言っていいのか、
望まぬ形での幸せの始まりと言っていいのか。
そこのところの解消に続編が期待できるかも。
相変わらずエロポルノとして優秀ですが
中世歴史舞台の恋愛物としても正統派の読みものです。
ナンバリングのある本シリーズはまるで偉大なる聖人に呪われたかのようなカップルの経緯を味わいますが、
こちらのeveシリーズはまさに「祭前夜」という雑多なパートを愉しむことが出来、今回のはヒロインが悲劇に遭うのでもひたすら陽の部分にしか進みそうも無いカップルで聖人の「呪い」ではなく「祝福」のパートとして楽しく読むことが出来ます。
2
と、言いたくなるイヴリンの結婚・求婚事情。
真っ直ぐに進もうとしながら、どこか(精神的に)蹴躓くイヴリンが可愛いです。
エロスに今回はとある事が発覚。
バートラムがイヴリンと結婚したい理由が増えます。
普段はピンと上向いているイヴリンの耳っぽい髪が下向いていく様を堪能しました。
新キャラも登場でこれは続編3に期待です!
あっちは長けてるが世間知らずのおぼっちゃんと
あっちはあどけないが元気のいい良家子女のカップルが無事結ばれる?までのどたばたギャグとして普通に面白いです。
これから同じくライバルも暗躍するようですし、次の巻以降、このSFFシリーズのセクシー度以外の肝であるドラマ性も上がることは期待してよいでしょう。
ただちょっとヒロインの臥所での反応がワンパターンになってきてしまったかなぁ。
いやこれは贅沢を言ってるかもしれないが期待度の現われです。
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メロンブックス
極楽将軍 作品
Saint Foire Festilaleve Evelyn
Saint Foire Festival /eve Evelyn:2
Saint Foire Festival/eve Evelyn:3