あらすじ
身体を拘束され調教を受ける兄は、弟を信じ続けるが…。
―あにうり― オリジナルBL
両親を失い、残された幼い兄弟―。
血の繋がらないふたりだったが強い絆で結ばれていた。
兄はある事件によって弟に負い目を感じており
弟に出来る限りの事を尽くす。
弟の借金の肩に身体を拘束され調教を受ける兄は、弟を信じ続けるが…。
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おすすめのレビュー
弟の借金のカタにお金持ちの変態相手に様々なご奉仕をすることになる兄のお話。 身体を張って弟を助ける兄、さぞかし素晴らしい兄弟愛なんだろうな、と思いきや、弟とは血がつながっておらず、挙句にかなり疎まれていることが判明。 それでも兄はひたすら弟を信じ調教プレイを受け続けることになります。 おそらくノンケの兄が頑張ってフェラチオや騎乗位セックスを行う姿はエロエロで、不憫な雰囲気がいっぱい。 可哀そうで可愛い感じの男性っていいですよね。 不器用だからそういう生き方しかできない感じ。
そして一生懸命頑張ってくれる兄に対し、弟はある意味清々しいほどの畜生。 ただ一方で、弟がおかしな育ち方をしているのはしょうがないかも。 幼い頃の事故や親を失った経験などの過程もあるし同情はできないまでもそのクズさもある意味わかりやすいです。 対する兄の方はまじめで勤勉で素直で・・・と責任感や弟を想う気持ちの強さには感銘を受けますが、家族が間違った道に進もうとしていたら叱ったり拒絶もすべきだよ！ 弟の負債を背負い自分を犠牲にする兄は兄でやっぱり間違った道に進んでおり、真逆な兄弟ですがどこか似ているようなところもあったり。
物語のオチはこの兄と弟ならでは、という感じでした。 全編渡って「不憫萌え」というか、気の毒めな兄に肩入れしてしまいますが、なまじ尽くしてくれる存在ってかえってイライラしちゃうのもなんかわかりみですね。
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