
あらすじ
20XX年。日本。
深刻な不況を打破するために、
日本の一大カジノ・リゾートとして開発された
特別行政区「新神海(しんこうみ)」。
かつて東京臨海副都心13号地に属していたその地は事実上、
カジノの民間運営業者である「鷹郷組(たかさとぐみ)」が統治する国のような存在となっており、
不況の中においても一定の繁栄を保っていた。
明日のこともわからぬ不安定な状況が続く中、
人々は一攫千金を夢見て、あるいは鬱屈した気持ちを晴らしに新神海へ集まった。
有象無象をも受け入れる街の治安は乱れ、そこかしこに退廃の影が漂い、犯罪が多発していた。
そんな街に住む主人公トワは、
知り合いの医師タクの病院に居候しつつ、
明日のことなど考えない、自堕落で刹那的な日々を送っていた。
トワにはある趣味があった。
それは「人の欲望を描くこと」。
人の心の奥底に押し込められた爆発寸前の欲望をモチーフにして油彩画を制作する。
欲望を自分にぶつけさせて、その体験を筆に乗せるのだ。
作家としての名は「euphoria」。
欲望を叶えた結果、自分と相手がたとえ瀕死の重傷を負ったとしても構わない。
それが、相手にとっての「幸せ」なのだから……。
作品紹介
ニトロプラス キラルの最新作『スロウ・ダメージ』が2021年2月25日に発売決定!
『咎狗の血』発売から15年、ブランド設立16年目に突入する記念すべき日に発売される本作は、
脚本“淵井鏑”、原画“山田外朗”でお送りする、“その場所”へ堕ちていくADV。
深刻な不況をかかえた、20XX年の日本。
犯罪が多発する特別行政区「新神海(しんこうみ)」を舞台に、
人の心の奥底に押し込められた欲望を描き出す、主人公トワの物語――。
従来のアドベンチャー形式に加え、
主人公の視点で新神海の街を探索する「探索パート」と
キャラクターと駆け引きをする「心理パート」を導入。
ニトロプラス キラルの特徴であるハードな描写と深いドラマ性を存分に味わえる、
完全新作の18禁ボーイズラブゲームです。
紹介動画
キャラクター
登場キャラクター
おすすめレビュー
シナリオ・演出・UI等など、細部にわたってクオリティが高いです。
キラル作品らしく、全編が暴力・流血・狂気に彩られております。そこがいいんですが、苦手な方はご注意を。一部、飯テロ成分も含まれていますけど(笑)
心理パートはなかなか歯ごたえがあります。場合によっては突破できず失敗を繰り返すかもしれません。が、救済措置もあるみたいなので安心して狂気の世界に浸ってくださいませ。
バイオレンス描写が想像の5倍多いしエグい。
「これはフィクション」という強い意思をもってプレイしないと、こっちのメンタルまでやられそうでした笑
主人公のトワは、常にローテンションで息を吸うように酒とタバコ。あとビッチ。暴力や痛みによって生を見出す(そのせいで死んでもいいけど、別に死にたいわけじゃない)という破滅型の困ったちゃん。そりゃ周りがほっとかねーぜ。
探索パートや心理パートなど、攻略難易度は非常~~に高い。
行き詰まらずプレイしたいという方は無理せず攻略サイトを参考にするのもアリだと思います。
以下、攻略キャラ感想
レイ
頼れる甘党オネェ。本人が殴り合いが好きということもあり暴力シーンが多く少々疲れました(苦笑)
自分を見つめ直すのはいいことだけど、一人称と口調は無理に変えなくてもええんやぞ…
狂気√の強者感すき
タク
過保護な46歳。声がいい。
トワが今までにしてきたSEXを『自慰』と指摘。完全同意。
心から慈しまれていると自覚してからの行為の気持ち良さに怯えるトワ可愛すぎた。
狂気√ではキメセク描写ありますのでご注意
斑目 ←最推し
胸熱展開です。この興奮を是非味わってもらいたいので詳細は伏せます。
奔放なトワを御せる唯一の人間と言っても過言ではないのでは?メンタル最強ニキ。
よくキスするしセックスします
藤枝(真相パート)
幸福√は、人との関わり合いに対するトワの意識の変化が、とても喜ばしかったです。
狂気√は一番好きなENDでした。トワの妖艶さに痺れる。ED曲が神。
【総括】摩耶も斑目みたいなメンタルくそ強い人と出逢えてたら良かったんよ(迫真)
フルコン後にライナーノーツ見ました。製作者の方々、お疲れ様です。
コロナ禍という過酷な状況の中、開発中止も危ぶまれていたそうで…無事に発売して下さって本当に有難うございました!
『トワが組長で幹部があの4人』の発想がホントに無敵すぎる。イラスト完全にご褒美でした(眼福)
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